HIGEDARUMAです/
2019年のGWにラオスのビエンチャンを訪れた際、ラオス側の国境の町タナレーンからタイラオス友好橋を渡り、対岸のタイの町ノーンカーイへバスで国境超えをしました。
タイラオス友好橋をバスで渡った際の様子等を紹介しています。
目次
ラオス側の出国審査
まずはラオス側の出国審査を済ませました。出国審査はイミグレーションの建物に向かって右側にあります。向かって左側が入国審査です。
出国審査場は屋外にあり、作りも空港に比べて質素でしたが、いかにも国境のらしさがありいい感じです。
出国審査は個人で渡る人と車やバスで渡る人とで場所が別れていました。
出国審査を終えると、入出国に伴うVAT(10,000キープ≒127円)をカウンターで支払いました。
バスのチケットを購入
VATの支払場を抜けると左側にバスチケットカウンターがあるのでチケットを購入しました。運賃は4,000キープ(約50円)で、購入した際にもらえるレシートを係員に渡すことでバスに乗車できます。
バスのチケット売り場は待合場になっており、タクシーの勧誘(タクシーで友好橋を渡らないか)がありました。タクシーの運転手は入出国の手続きをしているか曖昧でしたが、この国境そのあたりはかなり緩いようです。
バスに乗車
しばらくすると係りの人がバスへの乗車案内をしてくれました。
レシートを係員に渡して指定されたバスに乗車します。友好橋を渡るバスにも日本の中古車が使われているようですが、僕が乗車したバスは違いました。
出発、友好橋を渡る
バスが出発し、友好橋へと向かって行きます。
ラオスは右側走行、タイは左側走行ですが、友好橋は左側走行になっています。橋を渡る手前で左側走行に切り替わります。
橋の中央には列車が通れるようになっています。1日数本、列車が通る際には車は通行止になるようです。
せっかくの友好橋ですが、バスはかなりの速度で橋を渡っていました。前に走っていた遅い車を追い抜かしていました。橋は1.5キロほどありますが、バスを使うと一瞬で終わってしまいます。
到着、タイ側で入国審査を受ける
バスはタイのイミグレーション前に到着しました。
バス降り場のすぐ前にあるテーブルでタイの入出国カードを記入し、入国審査を受けました。
タイの入国審査はラオスと違い少し厳しい感じがしました。入国目的や何日滞在するのかを聞かれました。
ノーンカーイのイミグレーション前を歩く
特にやることは決まっていなかったのでイミグレーションの前を散策しました。
ラオスとの違いはそれほどはっきりと感じらせませんでしたが、インフラ(特に道路)がしっかり整備されていることと建物が増えたように思えました。またビエンチャンではあまり見かけなかったコンビニエンスストア(セブンイレブン)もありました。
両替所はセブンイレブンの右隣にありましたが、換算レートは悪いです。僕は前回のタイ旅行で余ったお金を持ち合わせていました。ATMはイミグレーションの出国審査への通路脇にありました。
大衆食堂でカオマンガイを食べる
少し小腹が空いたので大衆食堂でカオマンガイを食べることにしました。20バーツ(約70円)。食堂のおばちゃんとその息子さんが気さくで優しかったです。クーラーが無く暑かったですが、良い小休憩を取ることができました。
↑大衆食堂の場所↑
屋台でタイの激甘ミルクティーを頂く
イミグレーションへの帰路にドリンクの屋台があったので、ミルクティーを注文しました。25バーツ(約87円)。
ミルクティーはその場で濾してくれます。また練乳を大量に入れるためかなり甘かったです。
ミルクティーはタイ語でチャーノン(チャー:紅茶、ノン:ミルク)と言うらしいです。いい糖分補給になりました。
出国審査、再びタナレーンに戻る
目的の陸路で国境越えを果たしたので、再び友好橋を渡り、タナレーンに戻ることにしました。
出国審査はイミグレーションの左側にあります。ノーンカーイボーダーの門を越えたら通路を少し歩きます。
タイの出国審査は一瞬で終わりました。
バスのチケットを購入、乗車
出国審査場を出るとすぐ右手にバスのチケット売り場があります。運賃は20バーツ(約70円)。チケットを購入するとその先にあるバス停まで案内されます。
バスは日本の中古バスでした。
友好橋を渡る
再び友好橋を渡りました。
行きとなんら変わりはありませんが、メコン川を良く見てみるとタイからラオスへ電線が引かれているのが見えました。電力を供給しているのでしょうか。
タナレーンに到着、入国審査
バスは入国審査場前に到着しました。バスを降りるとすぐ前が入国審査場になっています。
入国審査場の前には、出国時と同様にタクシーの勧誘(ビエンチャンまで行かないか)があります。この人たちは間違いなく入出国の手続き等はしていないはずなので、ここの国境の緩さが伺えます。
ラオスの入国審査は厳しくありませんでした。質問されることもありませんでした。僕は飛行機でビエンチャンに到着した日に国境越えをして、再びラオスに戻って来たので2回入国したことになったのですが、特に何事もなく入国することができました。
入国審査後は出国時同様、VAT(10,000キープ≒127円)を支払います。
まとめ
タナレーンからノーンカーイの国境はそれほど厳しくはなく、むしろ緩いと思いました。地元の人だけでなく外国人の利用も多いため、ハードルは高くないように感じました。
個人的に感じた懸念事項は、タイの通貨バーツをどのようにして手に入れるかだと思いました。両替所のレートはかなり悪いので、あらかじめ持ち合わせておくのがいいかと思います。ATMはあるのでキャッシングはできます。ノーンカーイ側では国境が近いからといってラオスの通貨キープ・ドルが使えるとは限りません。むしろ使えないところの方が多いです。
友好橋は歩いて渡ることもできます。実際に歩いて渡っている人がいました。この3日後に再び徒歩にて国境越えをしたので、その際の様子は別の記事で紹介する予定です。