ホーム東南アジア一周ベトナム 越中国境の町「ラオカイ」から中国の景色を眺める【東南アジア一周⑦】 2022年7月24日 SHARE ツイート シェア はてブ LINE Pocket ツイート シェア はてブ LINE Pocket HIGEDARUMAです/ 東南アジア一周7日目の旅行記です。 サパから路線バスで越中国境の町「ラオカイ」へ。ソンホン川を挟んで対岸に見える中国の町の景色を堪能しました。 12時 ホテルをチェックアウト。ラオカイ行きのバス停へ移動。昨日と同様、この日も天気が悪い。 バス乗車前に近くの食堂で昼食。高菜入り炒飯。50,000ドン(≒289円)。フォーやブンチャーなどの麺料理に飽きた時は迷わず炒飯を食べている。 ラオカイ行きのバス。バスは定刻の13時ちょうどに出発した。バス停を出発すると町を低速でグルグル回りながら乗客を拾っていく。ラオカイまでの所要時間は約1時間、運賃は38,000ドン(≒220円)。 14時 ラオカイに到着。バスはラオカイ駅の少し手前に停車した。 ラオカイ駅に停車していた貨物列車。中国が近いためか中国語が書かれたコンテナがたくさん積まれていた。 駅のホーム。客車の発着時刻ではないため、人は誰もいなかった。 ベトナム側の最後の駅だけに規模も大きい。 線路に伝ってラオカイの北側(中国との国境方面)を目指す。 ベトナムの片田舎にあるこの何気ない線路がそのまま中国に繋がっているとは考えにくい。 線路を外れて住宅街へ。中国と国境を接する町だが、中国らしさは一切感じられない。 越中国境を流れるソンホン川。対岸は中国ではなく、同じラオカイだ。川は東南アジアらしく茶色く濁っている。 ラオカイ駅から30分ほど歩いて今日の宿「Van Anh Motel」に到着。国境から500mくらいの場所にある。1泊170,000ドン(≒989円)。ハノイと比べると半額くらいで個室に宿泊できる。 宿の前の通りの商店。国境に近い場所ではちらほらと中国語が見られるようになって来た。 国境の目の前の大通り。道幅は広いが車の通りは少ない。 ベトナム側の入出国審査場。かなり立派で大きい。越中国境は閉鎖されていたため、建物の中は閑散としていた。 ベトナム側のラオカイと中国側の河口を繋ぐ橋。中国側がコロナの関係で国境を閉鎖しているため人の往来は全くない。3年半前に訪れた時は大きな荷物を抱えて往来する商人の姿が見られたが、コロナの影響で随分と変わったようだ。 横から見た橋の様子。全長約100m。中国側には「中国河口」と書かれており、向こう側は紛れもなく中国であることを実感させられる。何の変哲も無いこの橋が東アジアと東南アジアの境界線であり、向こう側には言語も文化も習慣も異なる人が住んでいることを考えると国境というもののすごさに気付かされる。 対岸の中国側の様子。川幅はわずか60m程。人の動きまではっきりと見えた。 ベトナムの最果てを示す石碑。その後ろに見える建造物は全て中国だ。 人が往来できる橋の隣には鉄道橋もある。 ラオカイから河口を通り、雲南省の昆明まで続く。 ベトナム側のゲートのすぐ隣にある寺院。ベトナム最果ての寺院に違いない。 寺院のすぐ側でローカルスイーツがあったので食べてみた。 薄くスライスした豆腐の上に甘い蜜が掛かっている。豆腐は暖かく、底に入った氷は冷たいので混ぜながら頂いた。食べたことの無い味だったが、非常に美味しかった。周りにいたベトナム人の団体観光客も食べていた。10,000ドン(≒58円)。 橋から国境の川に沿って移動。 河川敷に降りれる場所があったので降りてみた。川の水は茶色く濁っている。また流れもかなり早い。対岸の中国側の民家で飼われている犬にしばらく吠えられていた。 国境の川のすぐ目の前の住宅街。奥に見える森林は中国だ。国境地帯ではあるが、空き地や路上で子供が元気に遊んでいて、物々しい雰囲気は全く感じられない。ベトナムらしいゆったりとした時間が流れている。 川の近くにあった立派な佇まいの寺院。約400年前に建立され、モンゴル帝国の侵略を阻止し、撃退した英雄Trần Hưng Đạoが祀られている。 時刻は17時。まだまだ日は高く、日没は19時頃。対岸の中国は1時間進んでいるので、20時頃に日が沈むことになる。ちょっと得した気分を味わえる。 別角度から見た国境地帯。写真右側の建造物はベトナム、奥の高層ビル群は中国だ。 さらに別角度から見たもの。右手にベトナムのゲート、左手に中国のゲートが見える。最初に橋を見た場所の反対側から見ている。中国を別角度から見るためにベトナム側を移動した。 河口の街並み。高層マンションがいくつも建っている様がいかにも中国らしい。ラオカイは横に広く縦に狭い街が形成されているが、河口は逆で横に狭く縦に広い町が形成されている印象だ。 河口の町の所々に見られる漢字。中国らしい町並みをしている。 ラオカイ側の河川敷の広場で「ダーカウ」というスポーツが行われていた。ダーカウはベトナムで老若男女問わず人気の伝統的スポーツ。簡単に表すと足で行うバドミントンだ。 コックレウ市場というローカル市場の近くの通り。夜になると夜市が開かれる。屋台や生鮮食品を売る露店が軒を連ねる。 屋台で夕食。バインミーを頂いた。30,000ドン(≒174円)。 夜の国境地帯。ベトナム・中国共に国境に近い建物にはネオンの装飾が成されている。まるでお互いに競い合っているかのようだ。 帰り道に売店でパンとお菓子を購入。コッペパン7,000ドン(≒41円)、食パン15,000ドン(≒87円)、トッポ14,000ドン(≒81円)。 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。