少数民族の村を訪ねるトレッキングツアーに参加【東南アジア一周⑥】

HIGEDARUMAです/

東南アジア一周6日目の旅行記です。

サパ滞在2日目。この日は少数民族の村を訪ねるトレッキングツアーに参加しました。

午前9時、少数民族の村を訪ねるトレッキングツアーに参加。ホテルまでガイドが迎えに来てくれた。ガイドはモン族出身の女性。サパの町から山を下り、山間にある少数民族の村を訪れる。

東南アジア最高峰のファンシーパン山。標高3143m。昨日と同様頂上は雲に覆われていて見えない。

道端に生えていたマリファナ。モン族ではマリファナを吸うことはなく、衣装の装飾として使う。この高さになるまでに1年ほど掛かるという。

舗装されていた道を外れてトレッキングのルートに入った。この日の天気は雨のため足元がかなりぬかるんでいる。

この日訪れるのは「Y Linh」→「Lao Chai」→「Ta van」の3つの村。

山の斜面に植えられているのはとうもろこし。村の人々が食べる他、豚と鶏の餌にも使われている。

綺麗に整地された棚田。少数民族の村がある山間では至る所で棚田が見られる。

途中、とうもろこし畑の中を通った。道と言えるようなルートでは無く、畑の中の僅かな隙間をとうもろこしの葉を搔き分けながら進んだ。

Y Linh村の景色。Y Linh村にはモン族が暮らしている。訪れた3つの村の中でもY Linh村が最もほっそりとしていたように思える。村の中心と呼ばれるような場所はなく、山の斜面のありこちに住居が点在している。

Y Linh村を抜けると再び舗装された道に出た。

訪れた2つ目の村「Lao Chai」。ここもモン族が暮らす村。

真ん中にある水色の建物は村の教会。少数民族が信仰する宗教は人によってそれぞれ。仏教を信仰するものもいれば、キリスト教を信仰する人もいる。

Lao Chai村の中心地。道沿いに売店や飲食店が何軒か並んでいる。観光客へ民族雑貨を販売する子供が並行してずっとついて来た。彼女たちは「Buy one for me」というフレーズを呪文のようにずっと呟いていた。5.6才のくらいの子供が家庭のために懸命に働いているのを見て色々と考えさせられた。

Lao Chai村の中心地の食堂で昼食。

Fried Riceを注文。ザ・ローカルな食堂だったが、かなりのボリュームだった。昼食はツアー代に含まれていた。ガイドが支払っていたところを見ると25,000ドン(≒146円)くらいだったように思える。

Lao Chai村の棚田。比較的緩やかな斜面にある。

田園の風景はどこか日本に近いものを感じる。

3つ目の村「Ta Van」に到着。Ta Vanはザイ族が暮らす村。ザイ族の女性は頭に被り物をつけているのが特徴。

Ta Van村の中心。この村にホームステイしているという日本人の旅行者にばったりと出会った。

Ta Van村の学校。小さな村だが、一つの村に一つの学校がある。少数民族は皆ベトナム語を喋るが、それ以外にも各民族の言語も喋れる。民族間では民族の言語を、それ以外には共通語のベトナム語で話す。ガイドが話すモン族の言語を少し聞いたが、ベトナム語とは少し違っている気がした。

トレッキングツアー終了。帰りはバイクタクシーでサパの町まで戻る。5時間掛けて歩いて来た道もバイクを使えば一瞬だ。

ホテルでしばらく休憩してから町歩き再開。サパの町は西側が観光客向けエリア、東側がローカル向けエリアなように感じた。この辺りは東側のエリアで看板に英語表記がない他、地元の人の姿が多いように感じた。

サパの町を一望できるという「Ham Rong Mountain」へ。入場料70,000ドン(≒409円)。

町を一望できる展望台がメインだが、それ以外にも花畑があったり、アニメキャラのオブジェクトがあったりと一貫性がないのが印象的だった。

頂上に到着。しかし厚い雲に覆われていて下の様子は伺えなかった。クラクションなど町の騒音ははっきり聞こえてくる。

山を降りてサパの町へ。町の中心にある「サパ教会」ではちょうど18時の鐘が鳴っていた。

教会の内部。礼拝の時間になると扉が解放され中に入ることができる。

教会の前でお土産を販売する少数民族の子供。彼女たちの幼いながら懸命に働く姿に心を打たれた。

サパ↔︎ラオカイ間のバスの時刻表。明日のラオカイへの移動のためにバス停に下見に行った。かなりの本数が運行されており、また時間も細かく決められている。

18:40 町の東側にあるサパ市場の出店で夕食。市場はすでに閉まっていたが、市場の横では夜市が開かれていて賑わいを見せていた。

ベトナム風ピザを食べた。30,000ドン(≒175円)。正式名称は分からないが、店員さんが「ベトナムピザ」と言っていた。

匂いは焼きたてのオムレツ、味はお好み焼きに近い感じがした。

宿に戻ってからしばらく休憩。ベトナム式オムレツでは少し物足りなかったので、昨日夕食を食べた食堂でブンチャーを頂いた。40,000ドン(≒231円)。21時頃だったがまだ営業していた。英語の通じる人がいなかったので、Google翻訳を使って注文のリクエストをした。

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