少数民族が暮らす標高1600mの町 サパ【東南アジア一周⑤】

HIGEDARUMAです/

東南アジア一周5日目の旅行記です。

ハノイから夜行バスでサパに移動後、サパの町を観光しました。

朝5時、夜行寝台バスは定刻通りサパに到着。バスの到着場所からすぐの場所にある「FLACO HOSTEL」まで歩いて向かった。

朝早いためか英語ができるスタッフがいなかった。別のスタッフが英語のできるスタッフを電話で呼んでもらっている間に近くの食堂で朝食を食べた。「Rice Noodle with Pork(豚肉入りのフォー)」を頼んだ。40,000ドン(≒235円)。朝6時と早い時間だったが、すでに営業を始めている食堂は幾つかあった。

朝食後ホテルにチェックイン。Booking.comから予約して2泊で411,075ドン(≒2,403円)。追加でアーリーチェックイン費用100,000ドン(≒585円)が掛かった。

ホテルに荷物を置いて散策開始。サパ湖のほとりからの景色。波の無い穏やかな湖にサパの美しい街並み、その後ろにそびえるファンシーパン山。気温は20度程度。半袖半ズボンで快適に過ごせる。ハノイのような喧騒は感じられず避暑地に最適な場所だ。

サパの町の中心地に建つ「Sun Plaza Sapa」。中にはショッピングモールがある他、ファンシーパン山の頂上に行くための列車の発着駅がある。小さな町にこれほど大きな建物が建つ様はまさにサパの摩天楼とも言うべきだろうか。

元々はフランス人の避暑地だったサパ。その影響か街中にはヨーロッパ調の建物が目立つ。

サパは標高1600mに位置する町。雲よりも高い場所に町がある。

町の中心地から離れ「Cat Cat Village」という少数民族が暮らす村へ。サパはモン族、ザオ族、タイ族、ザイ族などの高地少数民族が暮らす場所。山間には少数民族の村が点在する。Cat Cat Villageは町の中心地から近く個人で歩いてアクセスできる。

Cat Cat Villageの入場料は90,000ドン(≒527円)。村の各地にある展望台からは山間に拓かれた田園風景を見ることができる。

村の中にあるジブリのような建造物。展望台となっている。入場料は別で10,000ドン(≒59円)掛かる。入場料を支払うと水が1本もらえる。

展望台からの景色。サパは夏は雨が多く、冬は霧が多い。この日は晴れていたため、棚田や山々が青々していて綺麗だった。

観光客用に設けられた石段の通路にはお土産屋が開かれている。サパの町の中心地でお土産を売り歩く少数民族の女性はかなりアグレッシブに営業をしているが、ここでは声をかけられることはほとんどなかった。

順路に従って山間をさらに下って行くと滝がある。この辺りが観光客が訪れる終着点となっている。

別の川から流れてきた濁流との合流ポイント。こんなにも色の違う川が交じり合うのは見たことがない。

滝の少し上流の浅瀬。地元の子供たちが元気に遊んでいる。観光客のほとんどはベトナム人観光客で外国人観光客はあまりいなかった。

滝の近くの洒落たレストランで昼食。

炒飯を注文。ハノイでは炒飯などのご飯ものをあまり見かけなかったので、久しぶりにちゃんとした米を食べた。60,000ドン(≒353円)。

昼食後、来た道を戻り、サパの町の中心地まで戻って来た。帰りは急な上り坂ばかりで休憩しながら帰ったため1時間半くらい掛かった。

ホテルに戻り昨日ハノイで買ったパンとコーヒーを頂いた。その後、3時間ほど昼寝をした。

19時頃、ホテルの近くの食堂で夕食。店前の看板にブンチャーと大きく書かれていたのでここに決めた。

ハノイで食べたブンチャーにはブラックペッパーが掛かっていたが、ここのブンチャーには代わりに唐辛子とにんにくが入っていた。食べる場所によって具材が多少異なるのが面白い。40,000ドン(≒235円)。

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