HIGEDARUMAです/
2019年1月、レンタルバイクでカトマンズ市内にある寺院を周遊しました。
訪れた際の様子を写真を交えながら紹介していきます。
移動経路
目次
ボダナート・ストゥーパへ出発
朝9時頃、宿の近くのハラール料理店でホットチャイとナン(ふたつで80ルピー ≒ 80円)をいただき、レンタルバイク屋でバイクを借りて、ボダナート・ストゥーパへ向けて出発しました。
レンタルバイクに関する記事はこちら
出発地のタメル地区からボダナート・ストゥーパまでは約20分。Google Mapを参考に移動しました。
道中は大通りを通ったり、細い路地を通り抜けたりしました。バイクなので渋滞にはあまり影響されません。
タメル地区からボダナート・ストゥーパまでの道①
タメル地区からボダナート・ストゥーパまでの道②
ボダナート・ストゥーパに到着
ボダナート・ストゥーパに到着しました。近くの大通りにバイクを停めて、歩いてボダナート・ストゥーパへ向かいました。
ボダナート・ストゥーパの近くの大通り。この辺りにバイクを停めました。大通りですが、道は舗装されていません。
ボダナート・ストゥーパは南アジア最大級のチベット仏教の仏塔で、巨大な仏塔を囲うように円状に外壁が設けられていました。チベット仏教を信仰するチベット系のネパール人がたくさんお参りに来ていて、マニ車をまわしながら仏塔の外周を時計回りにまわっていました。
ボダナート・ストゥーパの仏塔。仏塔の先端からはタルチョーが掛けられています。
仏塔の周りをまわるチベット仏教の信者達。毎朝、仏塔の周りを108回時計回りにまわるという。
ボダナート・ストゥーパを囲うようにホテル・お土産屋・レストランがありました。
仏塔の敷地内にも入ることができました。敷地内からは仏塔を間近で見ることができます。仏塔にはブッダのお骨が埋められているそうです。外壁の内側には仏塔に向かってお祈りをする人がたくさんいてとても神聖な場所なのだと感じました。
仏塔にはブッタの目が四方に描かれています
タルチョーの旗に描かれていたもの
ボダナート・ストゥーパの向かいの建物の屋上にあったカフェで一服しました。寒かったので温かい甘い紅茶がとても美味しく感じました。観光地なので一杯80円程と少しお高いですが、日本と比べると破格です。
餌に群がる鳩
↑ボダナート・ストゥーパ↑
コパン僧院へ移動
次はコパン僧院というチベット仏教の学校へ行きました。ボダナート・ストゥーパからコパン僧院へは大通りを通らず路地を抜けていくことになります。道は舗装されていないところがほとんどなので走り心地は決して良くありませんでした。
コパン僧院は小高い山の上にあります。学校のため正門があり、正門の近くにバイクを停めました。
↑コパン僧院の正門↑
コパン僧院を見学
コパン僧院はチベット仏教の学校なので、他の観光地を違って、誰でも気軽に観光をできるわけではありませんでした。正門は閉まっていて正門近くにいた警備員に中を見学しても良いかと聞いて中に入ることができました。
コパン僧院の正門
学校内は思いのほか広く、校舎も新しいものが多かったです。授業が終わる時間になると僧の学生が校舎から出てきます。休み時間は他の学生と話したりと、その光景は日本の学校と何ら変わりはありませんでした。
校内の様子。日本の私立学校に似た雰囲気があります。
休み時間に集まる僧の学生
僧院の敷地内には宿舎らしき建物がありました。また建設途中の建物もあります。コパン僧院は小高い山の上にあるためカトマンズの景色を一望できました。
宿舎らしき建物
コパン僧院から見たカトマンズの景色
近くにあった売店に貼られていたインスタントラーメンの広告。この広告からネパールは多民族国家であることが分かります。
スワヤンブナート仏塔へ移動
次はスワヤンブナート仏塔へ移動しました。カトマンズの市街地にあるチベットの仏教寺院です。コパン僧院からだとカトマンズの環状線を通ることになります。30分くらい掛かりました。
コパン僧院周辺の道。住宅が多数立ち並んでいます。
カトマンズの環状線は交通量も多く、空気も汚れています。人も急に飛び出してくるので注意が必要です。
カトマンズ市街地の環状線
スワヤンブナート仏塔を観光
バイクはスワヤンブナート仏塔の東側の入り口近くのバイク置き場(バイク置き場ではありませんがそれらしくバイクが停められていた場所)に停めました。
スワヤンブナート仏塔は丘の上にあるため、たどり着くには数百段ある階段を登ることになります。登り始めてすぐは比較的緩やかですが、途中からは心臓破りの階段になります。あたりには野生の猿がたくさんいました。
心臓破りの階段。登り終えてから観光するまでにはひと休み必要です。
毛づくろいをする野生の猿
階段を登り終えるとチケット売り場があります。外国人は200ルピーです。
ボダナート・ストゥーパに比べると少し規模が小さい気もしましたがそれでも圧巻です。黄金色に輝く仏塔、タルチョー、ブッダの目などチベット仏教を見て感じることができます。
スワヤンブナート仏塔
スワヤンブナート仏塔の奥にあった石でできた小さな仏塔
仏塔の周りにあったマニ車
スワヤンブナート仏塔からもカトマンズの景色を見ることができます。頑張って階段を登った分、感動も大きくなります。
帰りは西側の階段から降りました。帰り道に大衆食堂があったのでモモをいただきました。
真ん中のソースが木くず味だったのを今でも覚えています。
↑スワヤンブナート仏塔↑
パシュパティナートへ移動
次はパシュパティナートというヒンドゥー教の寺院に行くことにしました。
スワヤンブナート仏塔からパシュパティナートへはカトマンズの市街地を横切ることになります。20分ほどでアクセスできたと思います。
カトマンズの市街地はかなり混雑していました
パシュパティナートを観光
パシュパティナート近くの路地にバイクを停めて、歩いて向かいました。
この路地の奥の方にバイクを停めました。
入り口のようなところで入場料がいると言われましたが、寺院の中には入らずあたりを散歩するだけと言うと無料で中に入れてもらえました。あとから知った情報なのですが、どうやらぼったくりガイドがいるらしく、僕のところにもそれらしき人が付いてきました。
パシュパティナートの寺院の中はヒンドゥー教徒以外の人は入ることができません。入り口のところで入場規制をしている人がいます。僕は行っていませんが河川敷の方には火葬場があるらしく、ヒンドゥー教の死生観に触れられるのだとか。
パシュパティナート寺院の入り口
夕日に照らされ赤く染まるネパールの建造物
パシュパティナート寺院の前にある広場
入り口から覗いたパシュパティナート寺院の内部
パシュパティナートの周辺にはヒンドゥー教徒の人が多く住んでいるのか、他のヒンドゥー教寺院も見受けられました。路上やお店にはそれに付随するものが売られています。
パシュパティナートの前の通り。お店にはヒンドゥー教に関わるものが売られていました。
近くにあった他のヒンドゥー教寺院
露天のお店
何かの殻を集めたもの
夜のカトマンズを探索
日が沈み、レンタルバイクを返却したので徒歩でカトマンズのタメル地区とその周辺を探索して見ました。
タメル地区
タメル地区は外国人や観光客向けのホテルなどが多く立ち並ぶエリアということもあり、お店も観光客向けのところがたくさんがあります。道沿いにお土産屋、トレッキンググッズを扱うお店、多国籍レストラン、スーパーマーケットなどがあり、日が沈んだ後でも十分に楽しむことができました。
総合的に色々なものを扱うお土産屋さん。ネパール産天然由来の石鹸を購入しました。
トレッキンググッズを扱うお店
カシミヤ製品を扱うお店
タメル地区の中心にあったスーパーマーケット。ばらまき用のお土産を買うならここです。輸入品は高いですが、ネパール産は安いです。
スキミングが怪しそうですが、ATMもありました。
ローカルエリア
タメル地区の南側にはローカルエリアが広がっていました。タメル地区から歩いて行くことができ、歩いて行くうちに明らかに周りの雰囲気が変わっていきました。ローカルエリアはタメル地区に比べて少し薄暗く、また景観もゴチャゴチャしていました。売られているものも野菜や果物などの食料品、服飾、生活雑貨などでした。タメル地区から歩いて行くとその違いがよくわかりました。
道の両端には生活用品を取り扱うお店が並んでいます。
ネパールにも綿菓子があるようです。
服飾のエリア
広場で開かれていた夜市
アジア感が漂っています
ハラール料理店で食事
宿(ホテルブライトスター)の近くのハラール料理店で食事をしました。カトマンズには4日しかいませんでしたが、宿から近かったのでここにはよく食事に来ていました。
この日はチキンカレー、ナン、ホットチャイを頼みました。全部で220ルピー(約220円)でした。チキンカレー140ルピー、ナン45ルピー、ホットチャイ35ルピー。
ネパールでは休憩するたびにホットチャイを飲んでいました。安くて美味しく体も温まるのでこれ以上のものは無いと思いました。
↑ハラール料理店↑
食後は宿に戻りました。
↑カトマンズ観光で使ったガイドブックとSIMカードです↑