HIGEDARUMAです/
中朝露3カ国周遊旅行の7日目(最終日)の旅行記です。
午前中にウラジオストクの街を観光、S7航空-成田国際空港行きに乗って日本に帰国しました。
旅の費用総額・移動経路などもまとめています。
噴水通り周辺
朝7時頃に起床。一晩寝たことで昨晩の熱はかなり下がっていました。
チェックアウトのために荷物をまとめて朝のウラジオストクを探索してみました。
まずは宿のすぐ前にある噴水通りへ。月曜日の朝の噴水通りはとても静か。昨日のような休日の活気は感じられません。
平日朝の噴水通りは人通りが少ない
市街地の路地。通勤する人の姿がちらほら見られる。
ウラジオストク駅
1893年に開業したシベリア鉄道の始発・終着駅です。駅舎は外装・内装共にヨーロッパ風の造りでとても綺麗です。
駅舎の外観
チケットを持っていなくても駅舎内・ホームへの入場が可能で、中に入って見ました。
待合室の様子。「サイゼリヤ」の店内の雰囲気とどこか似ているような気がします。
ちょうどモスクワからの列車が到着した直後でホームは大きな荷物を抱える人で賑わっていました。
モスクワからウラジオストクまでの距離は9,288km。この列車がそんな長い距離を走行してきたことを想像すると感慨深くなります。
長距離列車はざっと数えて20両編成くらいでとても長いです
ホームを跨ぐように高架が掛けられていて、高架の上からはホーム全体の様子を見ることができます。
高架からの景色。日本の鉄道駅とはまた違った景観。
近郊列車のエレクトリーチカ。ウラジオストク国際空港までアクセスできる。
朝食
駅舎の近くにあったケバブ屋さんで朝食をいただきました。
駅前のケバブ屋さん
メニューも豊富。値段も全体的に安い。
BIG FATというケバブを注文。ボリュームのあるゲバブが170ルーブル(≒260円)でした。
安くて、美味しくて、ボリュームもあって、大満足です。
バンで空港へ
宿に戻ってチェックアウト。荷物を持って再びウラジオストク駅へ向かいました。
駅舎前のバス停から出ている空港行きのバンに乗って、ウラジオストク国際空港まで移動しました。
空港行きのバン
市街地から空港へのアクセスは鉄道・タクシー・バンなど色々な方法がありますが、バンが頻発しており、安く・乗車方法も簡単だったので、バンを利用しました。
ウラジオストクの市内から空港までバス(バン)で移動してみた空港までの所要時間は約50分。運賃は200ルーブルでした。大きいバック1つにつき100ルーブルが追加されます。
バックに対して乗車料金が加算されるのは何とも不思議です
10:20、ウラジオストク国際空港行きのバンはウラジオストク駅を出発しました。
空港までの距離は約50km。道中は高速道路を走行します。
ウラジオストク国際空港
空港に到着。チェックインを済ませて空港を探索しました。
ウラジオストク国際空港
ロシアは北朝鮮と国交があるため、北朝鮮行きの飛行機が飛んでいます。韓国と北朝鮮行きのチェックインカウンターが隣り合って並んでいるという珍しい光景を見ることができました。
両国の人がお互いの国の人を見てどう思っているのかが気になります
お土産屋も多数あります。市内よりも高いですが、品揃えは豊富で買い忘れたものも空港で調達することができます。空港にしか売っていないようなものもありました。
お土産屋でステッカーを購入しました
空港のお土産屋
蟹などの生鮮食品を扱うお店
オーガニック製品を扱うショップ
コンビニでマンゴーアイスを購入。美味しかったです。
S7航空に搭乗
S7航空 成田国際空港行きに搭乗。
ウラジオストクから成田国際空港までは2時間15分です。
日本海を渡り終えると東北地方・山形県上空を飛行しました。天気が良く地上の様子を見ることができました。
山形県上空。日本からウラジオストクは本当に近いです。
機内食のサンドイッチ。美味しくいただきました。
成田国際空港
成田国際空港に到着。
人生で2度目の成田空港。東京を代表する空港はスケールも店舗数も桁違いでした。
大阪国際空港行きの飛行機に乗り継ぐため、2時間ほど待機しました。
空港内のレストランでオーガニック料理を頂きました。
1週間ぶりの日本食。日本食は世界一です。
大阪国際空港
成田国際空港から1時間15分。大阪国際空港に到着しました。
これで7日間、3カ国をめぐる旅が終わりました。
何事もなく無事に旅を終えられたことに感謝です。
旅の費用総額
旅の費用をまとめました。現地で使った金額は全部で160,380円でした。
・大阪→大連 航空券 17,040円
・大連→琿春 寝台列車・高速鉄道 5,440円
・琿春 宿泊代 227元(≒3,400円)
・琿春→圏河口岸 タクシー代 100元(≒1,500円)
計 27,380円
・羅先ツアー代 82,000円
・琵琶島 遊覧船代 200元(≒3,000円)
・マッサージ代 200元(≒3,000円)
・豆満江駅→ウスリースク駅 列車代 60ドル(≒6,500円)
・運転手へのチップ代 10ドル(≒1,100円)
計 95,600円
・ウスリースク 宿泊代 1,100ルーブル(≒1,700円)
・ウラジオストク 宿泊代 855ルーブル(≒1,300円)
・ロシア 国内移動費 1,408ルーブル(≒2,200円)
・ロシア ビザ代 6,200円
・ウラジオストク→大阪 航空券 16,861ルーブル(≒26,000円)
計 37,400円
※換算レートは記事執筆時(2020年6月)時点のものです
※食費・お土産・日本国内移動費などは含めていません
旅のまとめ
7日間で中朝露の3カ国をめぐる旅。
訪れた場所は大連(中国)→琿春(中国)→羅先(北朝鮮)→ウスリースク(ロシア)→ウラジオストク(ロシア)です。
陸路での移動経路
大連からウラジオストクまでの陸路での移動距離は約1,657km。寝台列車・高速鉄道・バス・タクシー・バン・国際列車を利用することで無事辿り着くことができました。
・大連→琿春 1,174km
・琿春→圏河口岸 43km
・元汀→羅先 48km
・羅先→豆満江 44km
・豆満江→ウスリースク 254km
・ウスリースク→ウラジオストク 94km
合計 1,657km
中国・北朝鮮・ロシアと国境を越えて移動したことで移り変わる景色や文化、人種、宗教などを肌で感じることができた非常に良い旅でした。
YouTubeの動画
YouTubeにも動画を投稿しています。ご覧いただけると幸いです。
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