中央アジアでYandex Taxi(ヤンデックスタクシー)を使ってみた

HIGEDARUMAです/

中央アジア旅行で重宝したタクシー配車アプリ「Yandex Taxi(ヤンデックスタクシー)」について現地で実際に利用してみた様子を紹介していきます。

カザフスタンのアルマティとウズベキスタンのタシュケントで利用した際の様子です。

※2019年12月及び2020年1月に利用した際の様子です。アップデートなどによりアプリの仕様が変わっている場合もありますので、あくまで参考程度としてご覧ください。

事前登録

アプリの利用には事前登録が必要です。電話番号での認証作業が必要なため事前に日本で登録を済ませておくことをオススメします。

下記にて僕が事前登録をした際の手順を紹介します。

STEP.1
アプリを起動し、メニュー画面を開く
アプリを起動。左上にあるメニューバーをタップしてメニュー画面を開きます。

アプリを起動し、メニュー画面を開く 

STEP.2
Enter phone numberをタップ
一番上にあるEnter phone numberをタップ。電話番号での認証を行います。

Enter phone numberをクリック

STEP.3
電話番号を入力
電話番号を国際番号から入力します。+81-80-1234-5678のように最初の0は省略して入力します。

電話番号を入力 

STEP.4
認証番号を入力
入力した電話番号のSMSに認証用の6桁のコードが届くので入力します。入力が終われば、これで電話番号認証は完了です。

認証番号を入力

STEP.5
Sign in to Yandexをタップ
メニュー画面にあるSign in to Yandexをタップします。ここからは会員登録を行います。

Sign in to Yandexをタップ

STEP.6
Registerをタップ
右上にあるRegisterをタップします。

Registerをタップ

STEP.7
電話番号を入力
もう一度電話番号を入力します。先程と同様、国際番号から入力し、+81-80-1234-5678のように最初の0は省略して入力します。

もう一度電話番号を入力

STEP.8
認証番号を入力
入力した電話番号のSMSに届いた6桁の認証コードを入力します。

認証番号を入力

STEP.9
名前を入力
First name(名前)とLast name(苗字)を入力します。

名前を入力

STEP.10
パスワードを設定
パスワードを設定します。入力した名前を元にパスワードの候補が表示されます。 パスワードの設定が完了すると会員登録は終了です。

パスワードを設定

STEP.11
メールアドレスを追加する
メニュー画面にあるAdd emailをタップします。メールアドレスを追加することで乗車後に乗車に関する明細が送られて来ます。

メールアドレスを追加する

STEP.12
メールアドレスを入力
登録するメールアドレスを入力します。

メールアドレスを入力

STEP.13
メールアドレスの認証
入力したメールアドレス宛にメールが届きます。メールにあるURLをタップしてメールアドレスの認証を完了させます。

メールアドレスの認証

STEP.14
メールアドレスの認証完了
Your email … has been confirmedと表示されたらメールアドレスの認証は終了です。

メールアドレスの認証完了

STEP.15
事前登録完了
あとは現地で実際にタクシーを手配するだけです。

タクシーの配車方法

現地で実際にYandex Taxiアプリを使い、タクシーを配車した手順を紹介します。

お詫び
アプリの使用言語がロシア語になってしまったため、画面ショットはすべてロシア語表記となります。アプリのレイアウト・操作方法等は変わらないはずですので、参考にしていただけると幸いです。
STEP.1
乗車位置を確定
アプリを開いた最初の画面から乗車位置を決定します。乗車位置を示すオレンジ色のピンは現在位置のすぐ近くに立てられているので必要に応じて調整します。

乗車位置を確定

 

乗車位置として指定できるのは点がある場所です。 

STEP.2
どこへ?をタップ
乗車位置が決まったら、「どこへ?」をタップします。

どこへ?をタップ

STEP.3
目的地の入力
目的地を入力します。目的地は文字入力のほか、地図上でピンを立てることでも指定できます。地図を開くには入力欄の右にある「マップ」をタップします。目的地を表すピンは青色で示されています。目的地の指定が終わったら「完了」をタップします。

目的地の入力

 

文字入力で検索する場合はここに入力します。

 

「マップ」をタップすることでマップ上で目的地を指定できる

 

文字入力箇所の隣にある「マップ」をクリックすることでマップが表示されます。

 

目的地を示すピンは青色で表示されている。目的地として指定できる場所は○の印がある場所のみ。

 

目的地として指定できるのは点のある場所です。目的地の指定が終われば「完了」をタップします。

STEP.4
車種の選択
次は車種を選択します。車のアイコンをタップすることで詳細を見ることができます。車種によって料金が決まっていて、良い車になるほど料金も高くなります。どの車になるかは配車されるまで分かりません。車種の選択が終わったら「注文」をタップします。

車のアイコンをタップすことで車種の詳細を見ることができる

 

車のアイコンをタップすることで詳細が確認できます。現在指定されている車で良い場合はそのまま「注文」をタップして配車依頼をします。

 

車の詳細画面。どの車種になるかは配車されるまで分からない。

 

車の詳細画面では車種が確認できます。どの車種になるかは配車されるまで分かりません。

STEP.5
タクシーを検索
「注文」ボタンをタップすると周辺にいるタクシーが検索されるので待ちます。キャンセルする場合は×をタップします。

タクシーを検索

 

MEMO
検索をしてもタクシーが見つからないことがありました。その場合は再度配車依頼をするか、乗車位置を少し離れた場所に指定することで対応していました。よほど郊外でない限りはこの方法で対応できると思います。
STEP.6
乗車するタクシーが確定
乗車するタクシーが見つかると、タクシーのナンバープレート、現在地までのルートが表示されます。タクシーが到着するまで待ちます。

乗車するタクシーが確定

STEP.7
タクシーが到着・乗車
乗車する前にアプリに表示されているナンバーとタクシーのナンバープレートが一致していることを確認します。

タクシーが到着・乗車

STEP.8
アプリ画面が切り替わる
乗車し運転手側のアプリで乗車完了の操作がされると、アプリの画面が目的地までのルートの画面に切り替わります。また上にスクロールするとレビュー画面も出てくるので評価をしてあげます。

アプリ画面が切り替わる

 

目的地までのルート

 

レビュー画面

 

星の数や車内の設備などについてレビューします。コメント記入欄は無く、全てタップするだけのレビューです。

STEP.9
目的地に到着・料金を支払う
目的地に到着し運転手側のアプリで到着の操作がされると、アプリの画面が支払いの画面に切り替わります。表示されている金額の料金を支払います。

大きすぎる紙幣だとお釣りがない場合があるので、あらかじめ細かいお金を準備しておいた方が良いです。

画面上に表示されている料金を支払う

 

画面上に表示されている料金を支払います。

 

MEMO
ウズベキスタンでの請求とお釣りについて

ウズベキスタンでは1,000スム以下の請求は四捨五入されました。例えば乗車料金が7,200スムの場合は7,000スムを支払い、7,600スムの場合は8,000スムを支払います。この場合1,000スム以下のお釣りは返されないことがほとんどですが、運転手によって500スム紙幣やコインを持っている人はお釣りを返してくれました。

 
STEP.10
乗車完了
最後に支払いの画面で「完了」をタップして乗車は完了です。

最後に支払いの画面で「完了」をタップして乗車は完了

HIGEDARUMA

特に難しい操作方法等は無く、2回目以降も同じ作業の繰り返しでタクシーの配車ができました。5日間の中央アジア滞在で20回程利用しました。

アプリを利用した感想

良かった点

安い 市内の少し離れた場所に行くなど近距離(3km程度)の移動ならアルマティ・タシュケント共に200円弱ほどで乗車できました。アルマティ、タシュケントには公式タクシーは無く、Yandex Taxiを使わずにタクシーに乗るとなると基本的に白タクとの交渉になります。白タクと交渉するよりも確実に安い料金で乗車することができます。

手軽に利用できる タクシーの配車方法が簡単な故に手軽に利用できます。市街地であれば、夜遅い時間や朝早い時間であっても相当数のタクシーが走っているのですぐにタクシーが見つかりました。

安全 配車されるタクシードライバーはアプリの利用者から高評価をもらっているドライバーだと思います。指定された目的地まで行くことはもちろん料金の請求も配車時に指定された金額でした。滞在中20回程利用しましたが、一度も不快な思いはしませんでした。気さくなドライバーも多く、タクシー移動も楽しい時間でした。

融通が利く 訪れたアルマティ・タシュケント共に観光客が訪れるような観光地は市内の至るところに点在しています。そういった場所への移動もYaxdex Taxiを使えば効率よくアクセスできます。

イマイチだった点

配車手配が集中すると配車されない 列車がタシュケント駅に到着後、駅舎前で配車手配をしましたが、他の乗客も駅周辺で一斉にタクシーの配車手配をしているのでなかなか配車がされませんでした。そのため乗車位置を駅から少し離れた場所に指定してタクシーを配車しました。

郊外ではタクシーが見つかりにくい 市内から離れた場所ではYandex Taxiもあまり走っていないため、配車手配してもなかなか見つかりませんでした。

サマルカンドでの利用について

多くの観光客が訪れるウズベキスタンのサマルカンドですが、サマルカンドではYandex Taxiは利用できませんでした。

アプリを開いてもNot Serviceといったように利用不可の案内が出てきました。

そのためサマルカンドではYaxdex Taxiの代わりに黄色い車体の公式タクシーを利用していました。参考までにサマルカンド駅↔︎レギスタン広場の移動は15,000スムでした。白タクだとこれの倍ほどしました。

市街地の中での移動なら10,000スム以下で乗車できます。

サマルカンドの公式タクシー

黄色い車体の公式タクシーです。メーターは無く事前交渉制です。Yandex Taxiと違い相乗りなので途中で同じ方面へ行く人がいれば乗車してきます。

まとめ

カザフスタンのアルマティとウズベキスタンのタシュケントでの市内の移動はYandex Taxi(ヤンデックスタクシー)一択だと思います。

安く・手軽に・安全に乗車することができるので事前に利用できるようにしておけば、現地での移動も安心です。

ぼったくりタクシーで不快な思いをしないためにもYandex Taxi(ヤンデックスタクシー)を活用してみてください。

空港に到着した後は、空港でSIMカードを入手するなどして、すぐにYandex Taxiの利用を開始すると良いと思います。(僕はアルマティ国際空港から市内への移動で白タクを利用して6,000円程ぼったくられました。)

 

中央アジア行き航空券の予約|スカイスキャナー

タシュケント行き航空券の予約|Trip.com

アルマティ行き航空券の予約|Trip.com

タシュケントの宿泊施設の予約|Agoda

アルマティの宿泊施設の予約|Agoda

中央アジアの宿泊施設の予約|Booking.com

中央アジアの宿泊施設・航空券の予約|エクスペディア

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