HIGEDARUMAです/
今回はドンムアン空港からバンコク市内にあるフアランポーン駅までの鉄道での行き方をご紹介します。
タクシーやバスに比べて時間は掛かりますが、安く、そして何よりローカル感漂う列車での移動ができます。
まずはドンムアン駅へ
まずは空港の到着フロア(1階)から6番出口を目指します。6番出口は到着フロアと同じ1階にあります。歩いて1分程です。
到着ゲートを出て、左へ進むと6番出口があります。
6番出口に着いたら、ドアから外へは出ず、出口ドアのすぐ右にあるこちらの階段から2階へ上がります。(外からは多分行けません。)
看板の指示通りに道なりに進むと古いドアがあるのでここから外へ出ます。
外へ出ると直接歩道橋につながっているので、「Bangkok Bound Platform(バンコク行きプラットホーム)」と書かれたスロープから下へ降ります。ノーンカーイやチェンマイ行きのホームは、ひとつ奥のスロープから行けます。
スロープを降りるとドンムアン駅(バンコク行きプラットホーム)です。
また、スロープを降りて左手にも屋台がありました。
チケットを購入する
チケット売り場は、スロープの降り口と反対側にあります。
窓口で行き先を告げます。「Bangkok Station(バンコク駅)」「Hua Lamphong Station(フアランポーン駅)」どちらでも通じます。
代金は20バーツ(約60円)、所要時間は約1時間です。
代金を払うとチケットを渡されます。改札はありませんが、乗車後に車掌さんがチケットを確認しにくるので無くさずに持っておきましょう。
チケット売り場のすぐ横に時刻表もあります。1時間に数本の運行があるようです。バンコク行きは早朝の方が運行本数が多いようです。
バンコク行きの時刻表です。
ノーンカーイ・チェンマイ方面行きの時刻表です。
僕が乗車した電車は、バンコク行きの4:40の電車でしたが、ほぼ時間通りに到着しました。(5分遅れくらい)
乗車する
列車が到着しました。
ホームは地面とほぼ同じ高さにあるため、乗車にはひと踏ん張り必要です。大きな荷物を持っている方は、少し頑張らないといけません。ドンムアン駅での停車時間は2〜3分程だったと思います。
列車ですが、貨物車・寝台車・食堂車・普通車が連結されていました。20バーツのチケットは普通車となるので、前の方から乗った方は、後ろの方の車両まで移動する必要があります。
こちらが寝台車です。
こちらが普通車です。
車内にはトイレや流し台もありました。
車内の様子
普通車のシートはハードシートとなります。座席は半個室の向かい合うスタイルです。
普通車には地元の方がたくさん乗車されていました。朝早かったですが、学生や商人のおばちゃんなど多くの方がいらっしゃいました。
発車後しばらくすると、車内販売があります。個人のおじちゃん・おばちゃんが列車に乗り込み販売するスタイルで、コーヒー・飲料水・軽食などが販売されていました。売られている物は販売する人によって異なるので、乗る電車によって様々だと思います。写真は、鶏肉ごはん(きゅうりとたまごを添えて)です。
車窓からは外の景色を楽しめます。場所によっては、東南アジアらしい光景を見ることができるかもしれません。
フアランポーン駅に到着
出発から約1時間でバンコクのフアランポーン駅に到着します。
出口は列車の進行方向にあります。
ドンムアン駅に戻る場合は同様に、フアランポーン駅のチケットオフィスでチケットを購入します。
帰りのチケットを購入する
フアランポーン駅からドンムアン駅に戻る場合も同様に、チケットオフィスでチケットを購入します。
チケットオフィスは、出口のゲートを出て、すぐ後ろにあります。
「Don Mueang Station(ドンムアン駅)」と言えば通じます。
何も言わなければ直近の出発時間の列車を案内されます。指定の列車(例えば2時間後に出発の列車)がある場合は、その旨を伝えるとパソコンの画面越しにどの列車が良いか選ばせてくれます。
料金は20バーツ(約60円)で、所要時間は約1時間です。
まとめ
ドンムアン空港からバンコク市内への移動手段はタクシー・バス・列車など様々です。列車での移動はあまりポピュラーではありませんが、ローカル列車に揺られながら異国情緒の雰囲気を味わうことができます。
料金は片道20バーツ(約60円)と安く、フアランポーン駅からは地下鉄(メトロ)に乗り換えもできます。
ただ、所要時間がフアランポーン駅まで約1時間、列車の運行が1時間に数本しかないので、時間がない方にはオススメできません。
時間に余裕があり、ローカル列車での移動に興味がある方は利用してみると良いかもしれません。