中朝露3カ国周遊旅行①|大連観光

HIGEDARUMAです/

2019年8月、7日間の日程で中朝露の3カ国へ周遊旅行をしてきました。

7日間の旅行記を順番に更新していきます。

まずは日本から中国・大連へ飛び立ち大連を1日観光しました。

旅の行程

旅の行程。大連からウラジオストクまでは全て陸路での移動です。

 

翌朝の早朝の飛行機のため、前日の夜に関西空港近くの泉佐野へ行き前泊しました。

難波駅から泉佐野駅までは贅沢にも特急列車ラピートを利用しました。

キン肉マン40周年おめでとうございます。

Green wood hostelというゲストハウスに宿泊しました。僕は関西圏の地方住みなので早朝の飛行機には始発でも間に合いません。

Agodaから予約して1泊2,500円でした。清潔で居心地の良いゲストハウスでした。南海電鉄の泉佐野駅から徒歩5分と立地も最高です。

旅の前泊はなぜだか分かりませんがいつもワクワクします。

翌朝、早朝の5:30頃にチェックアウトして、関西国際空港へ向かいました。

搭乗した飛行機は春秋航空という航空会社でした。関西国際空港の第2ターミナルから8:30に出発します。片道で17,040円でした。LCCですが受託荷物が無料で10kgついているので嬉しいです。

春秋航空のチェックインカウンターはいつも混んでいます。建物の外まで並んでいます。以前同じ飛行機で大連まで行った時も30分くらい待ちました。ピーチやチェジュ航空など他のLCCは自動チェックイン機を採用していてカウンターはかなり空いていました。

飛行機は定刻に出発しました。大連までの飛行時間は2時間45分。大連には定刻よりも少し早めに到着しました。

日本は蒸し暑かったですが、大連は気温も湿度も日本より低く快適でした。

まずは地下鉄で中央広場へ向かいました。地下鉄の駅は空港に直結していてとても便利です。中央広場までの運賃は4元(約60円)、乗り換えなしで行けます。地下鉄の乗車にはセキュリティーチェックがあり飲み物は持って入れません。(交渉次第でなんとかなる場合もあります)

中央広場に到着しました。お昼時ということもありサラリーマン・OLの姿をよく見かけました。中央広場を囲うように金融機関のビルが建立しています。計画的に建てられているので町の景観も綺麗です。この辺りはオフィス街で日本の都会の景観とよく似たものがありました。

中央広場とその周りに建立するビル郡。

銀行のATMでキャッシングをして現地通貨を調達しました。この辺りはあらゆる銀行の支店が集中しているのでATMを見つけるのに苦労しません。大体のATMは建物の中にあり警備員が建物の内外で警備しているのでセキュリティ面も安心できます。

中信銀行のATMを利用しました。

中央広場から大連駅まで歩いて向かいました。ゆっくり歩いて約20分です。大連駅に行く理由は寝台列車のチケットをあらかじめ引き換えておくためです。Trip.comを使って日本であらかじめ中国の琿春(こんしゅん)までの寝台列車を予約しておきました。

駅近くの吉野家で牛丼をいただきました。牛丼の単品を注文して25元(約370円)、値段は日本と同じくらいです。味は日本の吉野家で食べるものと全く同じでした。国を超えても変わらない味と品質を提供し続ける吉野家、素晴らしいです。

牛丼の並です。美味しくいただきました。

日本には無いメニューもたくさんあります。

大連駅でTrip.comで予約しておいた列車のチケットを引き換えました。引き換えはスムーズに終わりました。チケット売り場の窓口で予約番号をTrip.comのアプリで提示して終わりです。琿春までの運賃は5,440円でした。(Trip.comの予約手数料632円を含む)

引き換えてもらったチケットです。大連から吉林までは寝台列車、吉林から琿春までは高速鉄道での移動です。

大黒山へ向かいました。大黒山は大連の北側にそびえる山で中華人民共和国国土資源部によって国立公園に認定されています。せっかくなので行ってみることにしました。大連駅の北側にある地下鉄3号線の大連駅からアクセスできます。

3号線の大連駅にて

3号線の路線図

通世泰駅という駅で下車。ここから歩いて大黒山風景区まで向かいます。山を登るイメージでしたが、実際のところは山間の道を進み朝阳寺という寺院までいきました。駅からの距離は片道で5キロ。かなり疲れます。山を登ろうと思えば行く道次第で登山ができます。(途中に幾つか分かれ道がありました)

大黒山の山間の道。観光用に整備されていて歩きやすいです。

自然豊かでランニングやジョギングには最適です。

重いバックパックを背負い朝阳寺まで来ましたが、本日の参拝時間は終了していました。到着したのが15時半頃でしたが、参拝時間は15時までのようでした。片道1時間かけて歩いたので結構ショックでした。(かなりカロリーを消費したので良い運動になりましたが)

朝阳寺の入り口

15時閉門との案内があります。

朝阳寺の周辺には売店などはありません。また国立公園に認定されているためかタクシーもこの辺りには来ないようです。売店らしき店はありましたが営業している雰囲気はありませんでした。道中には果物などを売っている露天の屋台がありましたが、食べる勇気はありませんでした。

再び通世泰駅へ引き返しました。片道5キロですが、ここでモタモタしていると寝台列車に間に合いません。早歩きで頑張りました。

大連駅に戻って来ました。駅周辺は終業時間と重なり、多くの人が行き交っていました。

寝台列車の発車時間まで少し時間があったので、駅の近くの食堂で晩御飯を食べておきました。メニューが漢字で分からなかったため、無難に牛肉面を頼みました。スープ・牛肉共に味付けは薄め、最初は味に違和感がありましたが、食べている内に慣れました。

総じて言うと美味しかったです

売店でパンと水を買って駅に入場しました。駅構内に入っていたマクドナルドでチョコレートパイ(8元≒120円)を食べました。

食後のデザートです

駅内の待合スペースはとても広く、たくさんの人が列車の発車を待っています。列車の行き先も上海方面・満州里方面・吉林方面と様々です。

乗車時間になったので、寝台列車に乗り込みました。深緑色が特徴の長距離列車です。車台には始発駅と終着駅が書かれています。中国を観光するのは6回目ですが、寝台列車に乗るのはこれが初めてです。

大連駅のホームに停車する寝台列車

この列車は延辺朝鮮族自治州の延吉というところまで行きます。僕は途中の吉林まで乗車します。

1 COMMENT

田島章司

中国の大連に6年住みました。大黒山朝陽寺には20回くらい行きました。日本とは違うお寺でしたが、途中の景色が静かで楽しくいって見る価値があります。また、丹東にも半年住んだので、北朝鮮も傍に見えました。とにかく良い思い出です。

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