HIGEDARUMAです/
2019年8月、ロシア沿岸地方の田舎町、ウスリースクからウラジオストクまでをバンを使って移動しました。
バスターミナルへのアクセスやチケットの購入方法などを紹介していきます。
バスターミナルへのアクセス
バスターミナルはウスリースクの町の中心部、生神女庇護聖堂教会や中央市場の道路を挟んだ向かいにあります。
ウスリースクのバスターミナル
↑ウスリースクのバスターミナル↑
宿泊先から徒歩・タクシーなどでアクセスできます。僕は宿泊していたノスタリジュというホテルからタクシーで向かいました。200ルーブル(約350円)でした。
車体に黄色いラインが入っているのが公式のタクシーです。
チケットを購入
バスターミナルの正面入り口から入り、右手に進むとチケット売り場があります。
チケット売り場です。黄色い窓口は中国行き国際バスのチケット売り場です。
窓口で「Vladivostok(ブラディオストク)」と言えば伝わりました。
料金は435ルーブル(約700円)です。電卓で料金を提示してくれるので分かりやすかったです。
チケットです。車体番号、乗り場、出発時間にマークがされています。
ウラジオストクまでのバンは20〜30分に一本の割合で運行されているようです。この時は12時40分発のバンに乗車しました。
バスターミナル内の様子
バスターミナルの中には待合用のベンチのほか、カフェや売店、小さな食堂、トイレなどがありました。
ターミナル内にあった小さな食堂です。店内で食事ができるよう机と椅子がありました。
カフェ兼売店です。
小さな食堂でロシア風の水餃子とピロシキを食べました。ロシア風の水餃子は60ルーブル(約100円)、ピロシキは25ルーブル(約40円)でした。
店内で食べる用にレンジでチンしてくれました。水餃子は素朴な味でしたがトマトソースとマッチしていてとても美味しかったです。
バンに乗車
出発時間の5分ほど前にバンに乗車しました。
バスターミナル内の中央に改札口があり、ここでチケットを提示して、乗り場へ向かいます。
バス・バンの乗り場です。
乗り場ごとに番号が割り振られています。チケットに乗り場の番号が記載されているので指定の乗り場まで向かいます。この時は1番乗り場からの出発でした。
チケットに乗り場の番号が記載されています。
1番乗り場は改札口を通り抜けて乗り場に出た後、左に進みます。一番奥側に1番乗り場があります。
1番乗り場です。ロシア語でウラジオストクと書かれています。
乗り場に到着するとすでにバンが待機していました。
ウラジオストク行きのバンです。
車内の様子
運転手を含めて20人乗りくらいのバンでした。大きな荷物は通路か空いている席に置くことになります。
席は1・2席を残しほとんどが埋まっていました。座席はそれほど広くはありません。
乗客は僕を除き全員ロシア人でした。
出発
バンは時間ちょうどに出発しました。ウラジオストクまでの所要時間は約2時間です。
ウスリースクからウラジオストクまでは幹線道路と高速道路を滑走します。山道を通るわけではないので、乗り心地はそれほど悪くはなかったです。
高速道路から見た車窓の景色です。
途中、任意の場所で乗客を何度か降ろしていました。
ウラジオストクまでの2時間はトイレ休憩などはありません。乗車前にトイレなどは済ませた方が良いです。
ウラジオストクに近づくに連れて、道が徐々に混み始めます。
到着
バンはウラジオストクのバスターミナルに到着します。このバスターミナルはウラジオストクの市街地から北に5キロの場所にあり、ここからは路線バスかタクシーで市街地へ向かうことになります。
ウラジオストクのバスターミナルに到着したバン。
僕は路線バスがあることを知らなかったのでタクシーで市街地まで向かいました。500ルーブル(約800円)でした。バンの降車場所にタクシー運転手が何人か待機していました。1,000ルーブルを支払いましたが、お釣りがないと言われたので、近くのタクシードライバーに両替してもらっていました。タクシーやバスに乗る際はあらかじめ細かいお金を用意しておいた方が良いです。
路線バスはバスターミナルのすぐ前にある大通りのバス停から発車しているのを見ました。バスが市街地へ向かうかの確認は運転手に「ウラジオストク セントラル?」と聞けば良いかと思います。(ウラジオストク市街地でバスに乗った際はこの方法で行き先を確認していました)
バンの到着場所からバス停までの経路です。歩いてすぐのところにあります。
まとめ
ウスリースクからウラジオストクまでバンを利用して移動しました。
列車に比べて運行本数が20〜30分に一本と圧倒的に多いので、時間の融通が効きます。
チケットの購入方法や乗り場は分かりやすく、外国人にも利用しやすいと思います。
ウラジオストクのバスターミナルは市街地から離れた場所にあるため、バスかタクシーで市街地まで向かうことになります。